人生や仕事で目的は必要だと言うけれど、本当に必要なのか?

「目的を持て。目標を明確にしろ。」
これは、長い間、私が自分にも他人にも言い続けてきた言葉でした。
成果を出すためには目的が不可欠であり、目的が曖昧であれば行動がブレる。
そう信じて疑いませんでした。

しかし今、私はそう考えることで、達成できていたはずの成果を逃していたと考えています。
そして、多くの人に目的を押し付けることで、彼らの自尊心を傷つけ、自立の芽を摘んでいたことにも気づきました。

この記事は、かつての私と同じように
「目的を持たなければならない」
と強く思い込んでいる方に向けて書いています。

 目的は大切。しかし、目的を「持たせよう」とするのは逆効果

目的そのものが不要と言いたいわけではありません。
人生の方向性を定めるうえで、目的は重要な役割を果たします。

問題は、目的がない状態を“悪”と決めつけることです。

私は長年、コーチとして、上司として、リーダーとして、
「目的を持てば人生は変わる」
という信念を持っていました。

だからこそ、迷っている人、停滞している人を見つけると、
「君は何を目指しているのか?」
「目的を持たないと成長できないぞ」
と強く促してきました。

しかし、それは結果として逆効果でした。

目的がない時期の人に目的を迫ることは、
栄養を蓄える準備が整っていない種子に、強制的に肥料を与えるようなものです。
外から押し付けられた目的は、内側の力になりません。
むしろ、
「自分は何をしたいのか分からないダメな人間だ」
という自己否定を生み、自尊心を奪い、自発性を弱めてしまいます。

私はようやく、その事実に気づきました。

目的がない時期は“停滞”ではなく“静かな準備期間”

人は、いつでも目的を明確にできるわけではありません。
人生には必ず「目的が見えない時期」があります。

これは怠惰でも逃げでもなく、むしろ自然なプロセスです。

  • 価値観が揺れている時期
  • エネルギーを蓄えている時期
  • 視野を広げている時期
  • 自分でもよく分からない感情が育っている時期

目的とは「自分の内側で育つもの」。
焦りや不安から無理に作ると、ただの“偽物の目的”になってしまいます。

目的が見えていない人に対して
「今を大切にしていい」
と言えるようになって、初めて私は人を本当の意味で尊重できるようになりました。

目的は“考えて生み出す”ものではなく、“行動の後ろからついてくる”もの

多くの人は、目的を先に決めようとします。
しかし実際には、目的は後からついてくるものです。

行動 → 感情 → 気づき → つながり → 目的

この順番です。

たとえば、ある若手社員は
「目的が見つからない」と言いながら、休日になると必ずカメラを持って出かけていました。
私は以前なら「どんな人生の目的があってやっているのか?」と言っていたでしょう。

しかし今は違います。

目的を急かす必要はありません。
行動の喜びは、やがて目的の種になります。
その人が何に心を動かされ、何に没頭し、どこにエネルギーが流れていくのか
それが自然に集まってきた時、生きる方向性が初めて見えてくると考えています。

目的は、そんな流れの中で、内から沸き上がる結果であり“副産物”でもあるのです。

 目的を押し付けると、人は動けなくなる

逆に、目的がない人を肯定すると、人は動き始める

かつての私は
「目的がないから行動できないのだ」
と思っていました。

しかし実際は逆でした。

目的を押し付けられた人ほど、

  • 行動の自由を奪われ
  • 自分で決める力を削がれ
  • 失敗を恐れるようになり
  • 動けなくなる

という現象が起きます。

私がしていたのは、まさにこの悪循環をつくることでした。
目的を持つことを強要することで、自立を阻害していたのです。

いま、私は次のように考えています。

目的のない人を肯定することは、その人の自尊心を守り、主体性を育てる最良の関わり方である。

この姿勢があって初めて、人は自分の力で目的を見つけられるようになります。

 最後に:目的が見えない時期も、人生の大切な一部です

もし今、あなたが
「目的が見えない」
「目的が持てないことが不安だ」
と感じているなら、それはごく自然なことです。

目的を持つことが“正義”ではありません。
目的がない時期にも、多くの価値があります。

  • 内側の声を聞ける
  • 自分のペースを取り戻せる
  • 新しい感性が育つ
  • 偶然の出会いや発見が起こる
  • 本物の目的がゆっくり育つ

目的は、あなたの人生が十分に熟したとき、必ず現れます。

焦らなくていい。
急がなくていい。
まずは、今を丁寧に生きることから始めてください。

それが、未来のあなたの目的を育てるいちばん確かな方法です。

その当たり前が、問題だとしたら

その「常識」、本当に正しいですか?

経営をしていると、あたり前のように語られる言葉がいくつもあります。
「売上や利益を伸ばすことが最優先だ」
「社員の主体性を引き出せ」
「リーダーは先頭に立つものだ」
「目標は明確にSMARTに設定すべきだ」

これらは、経営の世界で長らく「常識」とされてきたことです。
でも、ここで立ち止まって考えてみてください。

その常識、本当に正しいのでしょうか?
もしかすると、「常識が違っている」のかもしれません。

この記事では、4つの視点から「常識を疑う」問題提起をお届けします。

1.売上や利益 ― 数字を追うほど顧客は離れていく

経営者にとって、売上や利益は生命線。だから数字を追いかけるのは当然だと考えますよね。

でも、数字に執着するほど、逆に数字が逃げていくことはないでしょうか?

営業が「契約を取ること」を最優先にすると、顧客の声を聴くよりもクロージングが先になる。利益率を重視するあまり、サービスやサポートの質を削ってしまう。短期的には数字が立つかもしれませんが、その積み重ねで顧客の信頼は確実に失われていきます。

本来、売上や利益は「目的」ではなく「結果」です。
顧客に本当に価値を届けたからこそ、副産物として数字がついてくる。
それなのに、結果を目的化してしまった瞬間に、経営はズレ始めるのです。

「売上や利益を目的にする限り、数字は逃げていく」――これが逆説の真実です。

2.社員の主体性 ― 主体性は「引き出す」ものではない

「社員が主体的に動いてくれない」と嘆く経営者は多いでしょう。そこで研修を行い、権限を委譲し、制度を整える。これも一見正しい打ち手に見えます。

しかし実際には、社員の主体性は「育てるもの」ではありません。もっと正確に言えば、もともと人は主体性を持っているのです。

問題は、組織がそれを「奪っている」こと。
細かすぎるKPI管理、重すぎる承認フロー、チェックリスト漬けの仕組み…。
これらは表向き「効率化」「標準化」として導入されますが、裏では社員の考える力や挑戦心を奪ってしまっています。

だから本当に必要なのは、「主体性を引き出す」ことではなく、「主体性を奪っている仕組みをやめる」ことなのです。

3.リーダーシップとマネジメント ― 「何もしない勇気」

「リーダーは先頭に立て」「率先垂範せよ」――これも経営の現場でよく聞く言葉です。
けれど、その姿勢が社員の自律を止めてはいないでしょうか。

リーダーがすべてを決め、動き、導けば導くほど、社員は「待ち」の姿勢になります。
マネジメントが仕組みを細かく整備すればするほど、現場は思考をやめ、指示待ちになります。

つまり、「リーダーが動くほど、メンバーは動かなくなる」のです。

経営者に必要なのは、むしろ「何もしない勇気」。
社員に任せきる覚悟を持ち、失敗をも受け止める。そうして初めて、社員は自ら考え、力を発揮します。

マネジメントも同じです。管理を強めることは短期的な成果にはつながりますが、長期的には人の成長を奪います。
リーダーの本当の役割は、「何をするか」ではなく、「何をしないかを決めること」なのです。

4.目標の捉え方 ― 目標は「未来の仮説」

「目標はSMARTに」「高く明確に」――これもまたビジネスの常識です。

ですが、目標が数字で区切られると、人は「そこまでやればいい」と成長を止めてしまいます。
そして、未達になれば「失敗」とされ、挑戦する意欲を削がれる。

本来、目標とは「未来に向けた仮説」でしかありません。
「この道を進めば、こんな成果にたどり着くのではないか?」という仮説。だからこそ、達成できなかったら修正すればいいし、達成してもさらに更新すればいいのです。

経営者が社員に伝えるべきは、**「目標は達成するためにあるのではなく、挑戦を続けるためにある」**という考え方です。

おわりに:常識を疑う勇気が未来を切り拓く

売上や利益、社員の主体性、リーダーシップとマネジメント、そして目標。
どれも経営にとって避けては通れないテーマです。
しかし、そのテーマに隠れている「常識」に疑問を持つことで、組織は大きく変わり始めます。

数字を追うほど顧客が離れ、仕組みを増やすほど主体性が潰れ、リーダーが動くほどメンバーは動かなくなり、目標を固めるほど挑戦は止まる。

だからこそ、もう一度問い直してみましょう。
「その常識、本当に正しいのか?」

経営者の仕事は、常識に従うことではなく、常識を疑い、新しい道をつくることです。
逆説にこそ、未来を切り拓くヒントがあります。

社員のモチベーションを意識したら、上がらない!

モチベーションは“待遇”だけでは上がらない

「社員のモチベーションを高めたい」と考えると、まず思い浮かぶのは「給与を上げる」「福利厚生を充実させる」といった待遇面の改善かもしれません。もちろん、待遇が劣悪であればモチベーションは確実に下がり、離職にもつながります。

しかし、一定の水準を満たしている場合、それ以上の待遇改善はモチベーションを“上げる”ことには直結しません。むしろ、給与や手当を一度上げてしまうと、それが「当たり前」となり、次第に効果は薄れ、長い目で見ると“下がっていく”という現象すら起こります。

中小企業にとって、待遇や給与の抜本的な見直しには限界があります。大企業のように潤沢な資金を投じるのは難しく、同じ土俵で戦うのではなく、“別の方法”で社員のやる気を引き出す必要があります。

では、その「別の方法」とは何か?

答えは、社員が日々の業務の中で「自分の仕事が誰かの役に立っている」と実感し、「小さな成功体験」を積み重ねられるような環境づくりにあります。

日常の中にモチベーションを生む仕組みを作るには?

社員のモチベーションを高めるには、目的意識をベースにした行動計画と、日々の業務を通じたフィードバック文化を整えることが重要です。

1.行動計画は“目的”と“スモールステップ”の設計が鍵

モチベーションは、仕事の目的が明確になることで初めて本質的に湧いてくるものです。「この仕事は、誰に対して、どんな価値を提供しているのか」「自分の役割が社会にどうつながっているのか」という“目的の可視化”が重要です。

たとえば、以下のような問いかけが有効です:

  • この業務は、どの顧客に、どんな価値を提供しているか?
  • この作業が完了すると、社内の誰の業務がスムーズになるか?
  • どのようにして社会に貢献しているのか?

さらに、この目的を達成するために必要なのが“スモールステップ”の設計です。

  • 大きな目標を、意味ある小さなステップに分解する
  • 進捗を見える化し、日々の達成を確認できる仕組みを作る
  • 小さな行動が積み重なり、最終的にどんな貢献につながるかを伝える

たとえば、営業チームなら「今月の商談10件達成」という目標の前に、「顧客リストを10件整理する」「2件の既存顧客に改善提案を送る」といった具体的なステップを設け、それを毎週確認する。これにより、日々の努力が最終的な成果と貢献に結びついていると実感できます。

目的が明確になり、小さな成功が日々可視化されると、社員は「自分の仕事には意味がある」と感じ、自律的に動くようになります。

2.日常業務におけるフィードバック文化

フィードバックは、上司の「後回しにしてもいい業務」ではありません。むしろ、「部下の成長とモチベーションを引き出す」という観点では、最優先で取り組むべき仕事の一つです。日々の業務の中で、部下に対するフィードバックを丁寧に、かつ継続的に行うことで、組織全体のパフォーマンスにも直結します。

社員が「今の自分の仕事ぶり」を把握し、前向きな行動を継続するためには、上司からのリアルタイムなフィードバックが不可欠です。

  • 良い行動に対しては具体的な言葉で即時に褒める
  • 改善点についても“責める”のではなく“次への期待”として伝える
  • フィードバックの機会を制度化(週次ミーティング、1on1面談など)
  • フィードバックの質を高めるために、上司自身もトレーニングや学習を継続する

たとえば、製造現場で小さな改善を行った社員に対して、「この改善でラインの作業効率が5%上がったよ。ありがとう」と伝えることで、その行動が意味あるものだったと認識され、次の挑戦への意欲にもつながります。

上司にとって「部下の成果を見つけ、適切に評価し、伝える」ことは単なる管理業務ではなく、リーダーシップの本質とも言えるのです。

実践企業の事例に学ぶ

海外では、ハーバード・ビジネス・スクールが行った「小さな勝利(small wins)」の研究が有名です。日々の進歩を感じられる職場では、社員のモチベーションや創造性、生産性が向上することがわかっています。

日本でも、ある中小IT企業では、毎週の定例会議で「今週、誰がどのように貢献したか」を共有する時間を設けたことで、チーム内の信頼関係が深まり、退職率が減少したという報告があります。

また、製造業の現場で1on1面談を導入した企業では、上司と部下のコミュニケーションが密になり、小さな問題が早期に解決されるようになった結果、生産性が向上したという例もあります。

まとめ:今日から始める3つの行動

待遇や給与の改善が難しい状況でも、社員のモチベーションを高める方法はあります。その鍵は、

  • 社員が「誰かの役に立っている」と実感できること
  • 日常業務の中で「小さな成功体験」を得られること
  • そして「自分の仕事には目的がある」と理解できること

にあります。

今日からでも始められる、具体的なアクションを3つご紹介します。

  1. 今週の定例ミーティングで、貢献事例を1人1件共有する時間を設ける
  2. 部下に対して、週に1回は具体的なフィードバックを行う(上司の優先業務としてスケジュールに組み込む)
  3. 目標設定の際に、「この仕事は誰にどんな価値を与えるのか?」を問いかけ、スモールステップで進捗を見える化する

モチベーションは与えるものではなく、環境の中で自然に生まれるものです。リーダーの意識と行動の変化が、社員の内発的なやる気を引き出し、組織全体を前向きに変えていく第一歩となります。

あなたは、失敗から学べていますか?

多くの人は、「過去の言動や体験が今の自分を形作っている」と信じています。これは一見正しいように思えますし、実際に多くのリーダー研修や自己啓発書でも「過去を振り返り、そこから学ぶ」ことが重視されています。しかし、そこから本当に変化が生まれているでしょうか? 過去を振り返るだけで、なぜか行動が変わらない、同じような問題を繰り返してしまう──そんな経験はありませんか?

この問題の鍵を握るのが、アルフレッド・アドラーが提唱した「目的論」の視点です。アドラー心理学では、人間の行動はすべて「ある目的」に向かって選ばれていると考えます。つまり、過去の出来事によって自動的に反応したのではなく、「その目的を果たすために、その行動を選んだ」と見るのです。

たとえば、部下に強く当たってしまった過去の自分を振り返るとき、「忙しかったから」「余裕がなかったから」と原因を挙げがちです。しかし目的論的に見ると、「自分の立場を守るため」「指導力を示したかった」「評価されたいと思った」などの目的があって、強い言動を“選んだ”ことになります。

この見方を取り入れると、過去を単に悔やむだけではなく、「なぜそうしたのか」を深く掘り下げることができます。そして、今の行動を変える鍵もそこに見えてきます。つまり、「過去の目的」に気づくことが、「未来を変えるための行動選択」につながるのです。

アドラー心理学は、人間を「全体としての存在(ホリスティック)」としてとらえ、思考・感情・行動を一体のものと見なします。そして「創造的自我」によって、自らの目的を意識的に選び、人生を方向づけていけると考えます。これはまさに、リーダーに求められる力そのものです。

たとえば、ある中小企業の経営者が、過去に「社員の失敗を厳しく叱責することで組織の秩序を保ってきた」と振り返ったとします。彼は原因として「自分が厳しく育てられたから」と語っていましたが、目的論的に分析すると、「組織が崩壊する不安を抑えるため」「自分がリーダーとして認められたいから」という目的が見えてきました。

この目的に気づいたとき、彼は初めて「信頼を土台にした組織作り」という新たな目的を選ぶことができました。そこからは、社員との対話を重視し、責任の共有を進めるリーダーシップへと変化していきました。

では、私たちはどうすればこの目的論を日々のリーダーシップに活かせるのでしょうか。

まず第一に、「過去の言動の目的を問い直す」ことです。最近の失敗や後悔を伴う行動を振り返り、「なぜそのような行動を取ったのか?」を何度も問い直してみてください。初めは「忙しかったから」などの原因が浮かびますが、さらに深く掘ると「認められたかった」「支配したかった」「安心したかった」などの目的が見えてきます。

次に、「今の行動を、未来の目的から選ぶ」習慣を持つことです。「自分はどんなリーダーでありたいのか」「どんな組織をつくりたいのか」という未来のビジョンを明確にした上で、その目的に沿った言動を選ぶのです。たとえば「部下の自立を促すリーダーでありたい」と思うなら、日々の指示も一方通行ではなく、問いかけや選択肢の提示を増やしていくことが効果的です。

そして第三に、「目的をチームと共有する」ことです。リーダー自身の目的が明確になると、それをメンバーと共有することで、組織としての一体感が生まれます。たとえば「お客様にとって一番頼れる存在になる」という目的を掲げたチームは、日々の業務の中でも自然と助け合いや改善の動きが生まれやすくなります。

目的論は、単なる理論ではなく、リーダーの思考と行動を変える強力な実践フレームです。原因論から抜け出し、「なぜこの行動を選んだのか」という目的に注目することで、過去に縛られず、未来に向けた選択が可能になります。

今、あなたが取っている行動も、必ず何らかの目的によって選ばれています。その目的を明らかにすることで、あなたはもっと自由に、もっと力強く未来を創り出していけるはずです。

ぜひ、今日から「自分の目的は何か?」を問いかけてみてください。その一歩が、あなたのリーダーシップを次のステージへと導く鍵になるでしょう。

イメージできることしか、人は行動できない

「やる気が出ない」「何をすればいいのかわからない」「理想はあるけれど、現実には遠すぎる」――。そんな言葉を、あなたも一度は口にしたことがあるかもしれません。
実はそれ、決してあなたの意志が弱いからでも、能力が足りないからでもありません。

人は“イメージできること”しか、行動に移すことができない。
これは、心理学や脳科学の分野でも繰り返し語られている、大切な原則です。言い換えれば、どんなに立派な目標を掲げても、それを「具体的にイメージできていない」限り、私たちはその目標に向かって本気で動くことができないのです。

イメージは行動の原動力になる

私たちの脳は、現実とイメージを区別するのが得意ではありません。たとえば、レモンを思い浮かべてみてください。皮のざらざらとした手触り、切った瞬間の酸っぱい香り、口に含んだ時のキュッとすぼまる感覚…。
たった数秒の想像で、唾液がにじんでくる人も多いはずです。

これは、脳が「想像=現実」だと認識しているから起きる現象ですつまり、まだ手にしていない未来であっても、そこに「リアリティ」があるほど、脳、つまりあなたは、それが現実だと認識するということです。

その現実感によって、行動に向かうエネルギーが高まります。

理念・ビジョン・目標も「達成イメージ」がなければ動けない

多くの企業が「理念」や「ビジョン」を掲げ、個人も「目標設定」の重要性を理解しています。しかし、これらは掲げただけでは意味を持ちません。
本当に力を発揮するのは、それらが“どんな状態になっているか”を五感で感じられるほど、具体的にイメージできた時です。

たとえば、「チームで成果を出す」という目標なら…

  • オフィスの空気感はどうなっているか?
  • 仲間同士、どんな言葉を掛け合っているか?
  • 成果が出た瞬間、自分の心にどんな感情が湧いているか?
  • 上司やお客様から、どんな声が聞こえてくるか?
  • 達成後、自分はどんな表情で、どんな景色を見ているか?

ここまでイメージできて初めて、人は「その未来を自分のもの」として捉え始めます。そしてその瞬間、今、何をすればいいかが見えてくるのです。

可能性に制限をかけずにイメージする

「でも、自分にそんな未来が来るとは思えない…」

そう感じる人も多いでしょう。けれど、それは過去の経験や今の環境が、あなたの想像力に制限をかけているだけです。

未来をイメージする時には、「現実的に可能かどうか」は一旦脇に置いてください。
大切なのは、“ワクワクする未来”を、自分の内側から引き出すことです。

プロのアスリートや起業家、リーダーたちは皆、この「イメージの力」を信じ、活用しています。たとえば一流のスキーヤーは、滑り始める前にコースを頭の中で完全に再現します。風の音、体の傾き、雪の感触、タイミング…。それを何度も繰り返すことで、実際の行動がぶれなくなります。

イメージがあるから、今できることを選べる

未来を具体的にイメージすることで、私たちは「今できること」に焦点を当てられるようになります。

たとえば、「5年後に独立して自分の事業を持ちたい」とします。
その未来を鮮明に思い描いていれば、「今、どんな人と繋がるべきか」「どんな知識を身につけておくべきか」「どんな小さな実績を積んでおくべきか」が自然と見えてきます。

未来がぼんやりしていると、「何をすればいいのか」がわからず、結局何もしない日々になってしまいます。逆に、未来が鮮やかに見えている人は、今日という1日に意味を見出せるのです。

今からできる「イメージ行動」のすすめ

最後に、今日から実践できる“イメージトレーニング”を紹介します。

1.理想の1日を思い描いてみる

朝どんな気持ちで目覚め、誰と何をして、どんな成果を出して、どんな気持ちで眠りにつくか。時間を追って思い描いてみましょう。

2.五感をフル活用して描く

見える景色、聞こえる声、香り、手触り、気温、そして何より感情。「その場にいるように」臨場感を持って描いてください。

3.その未来に近づく「今日できる1つの行動」を決める

どんなに小さくても構いません。「その人に連絡する」「本を1ページ読む」「感謝を伝える。その1歩が、未来とのつながりをつくります。

おわりに:未来は、“今の思い”で決まる

「イメージできることしか、人は行動できない」

この言葉は、私たちに“希望”を与えてくれます。なぜなら、未来は、今ここで描くイメージから生まれるからです。
どんなに困難に見える状況でも、「見たい未来」を五感で思い描くことで、私たちはそこに向かう力を手にすることができる。

だからこそ、理念やビジョン、目標を掲げた時には、それがどんな情景なのか、心で、体で、感じ取ってください。
そのイメージが、あなたを今日の一歩へと導いてくれるはずです。

なぜ、挑戦を避けるのか?~今のままで良いとは思わないけれど~

「別に安定を望んでいるわけではない」「できることをやってるだけ」「現実的に考えているだけだよ」
高い目標や新しい挑戦について話すと、こうした言葉を返してくる人がいます。

自分が挑戦しない理由を「現実的」という言葉で正当化しているように見えますが、その裏側にどんな心理があるのでしょうか。


実は、こうした人ほど「変わらないこと」に強くしがみついていることが少なくありません。表面的には「合理的な判断」のように見えても、深層では“リスクを避けたい“失敗したくない”“今の自分を壊したくない”という無意識の防衛本能が働いているのです。


今回は、「変化は必要なことだ、安定を望んではない」と言いながら、高い目標を避け、現実的な目標に向かい行動している人に向けて記事を書きたいと思います。
あなたは、変化を避けているのではありませんか?

安定は、安心ではなく「選ばない理由」の仮面

まず明確にしておきたいのは、「安定」そのものが悪いわけではありません。誰もが人生の中で、安定を求める局面があるのは自然なことです。家族を支えるため、生活を守るため、自分の心身を保つため、一定の安定を求めるのは当然です。


しかし問題は、「安定だから」という理由で、選択の余地を自ら狭めてしまっている場合です。
たとえば本当は、もっと違う働き方をしてみたい、新しい役割にチャレンジしてみたいという気持ちがあるにもかかわらず、「それは今の自分には無理だ」と現状を固定してしまう。

そうすると、「できることしかやらない」「現実的な判断しかできない」自分が出来上がっていきます。
この時、「現実的」という言葉はとても便利です。自分の可能性にフタをしてしまうことを、堂々と正当化してくれるからです。

「現実的」という言葉に隠れた真の課題

では、「現実的に考えているだけ」という人の心の中に、どんな課題が隠れているのでしょうか?よく見られるのは、以下のような心理的パターンです。


① 失敗への恐れ
「できることだけをやる」の裏には、「失敗したくない」「恥をかきたくない」という感情が隠れています。自分の価値や評価が下がるのが怖いのです。


② 自己効力感の低さ
「どうせ自分には無理だ」という思い込みから、可能性を最初から切り捨ててしまうケースもあります。これは過去の経験や環境によって、自信が育まれてこなかった人に多く見られます。


③ 安心できる領域にとどまりたい欲求
人は習慣化された場所、関係性、思考に安心を感じます。たとえそれが不満のある状況であっても、未知よりも“知っている苦労”を選んでしまう傾向があります。


④ 周囲との比較・評価の恐れ
高い目標を掲げると、他人と比べられる機会も増えます。それを避けるために、「目立たず」「波風立てず」生きる道を選びます。
つまり、「現実的にやっている」というのは、「本当はやってみたいけど、怖くて動けない」ことを認めたくない自分への言い訳でもあるのです。

見えない損失に気づけるか

「無理をしないでできる範囲でやっている」――それ自体は悪いことではありません。しかし、そこに“本当は挑戦したい気持ち”が眠っているなら、大切なのは、見えない損失に気づくことです。


たとえば、あるAさんの事例があります。Aさんは大学の4年間スキー競技部のエースとして活躍していました。しかし、優勝という目標を掲げることは無く、8位以内の入賞を目標にしていました。

そして、優勝を目指し、結果としてAさんよりも下位の結果になる選手をバカにしていました。そしてAさんは社会人になっても、決して高い目標を掲げることは無く、確実に達成できる目標しか考えていませんでした。


ところが、社会人になり、久々にスキー競技部の同窓会に出席した時、高い目標を掲げながら、自分よりも下位の戦績しか出せなかった選手が、社会人になり、Aさんをはるかに超える役割につき、確実に成果を出しているという結果を見せつけられることになる。


このように、チャレンジしなかったことが、いつの間にか、他の人に追い越されてしまっている。これが、チャレンジを避けることによる「見えないコスト」なのです。つまりは、「未来にツケを残す」とうことです。

不安を「課題」に変える思考

では、どうすれば恐れや不安に向き合い、行動に踏み出すことができるのでしょうか?
答えはシンプルです。不安を言語化し、課題に変換することです。


たとえば、
• 「失敗したらどうしよう」→ どんな失敗があり得るのか?誰にどんな影響が出るのか?
• 「迷惑がかかるかも」→ その迷惑はどのレベルで、どう対応すれば最小限に抑えられるか?
• 「自信がない」→ 何に対して自信がなく、何があれば前に進めるか?


不安とは、漠然とした「感情」ですが、課題とは「対処できる対象」です。不安をそのまま放置するのではなく、“言葉”にすることで、自分の中で具体的な行動や準備につなげられるのです。

小さな一歩が現実を変える

高い目標を語ると、「そんなの理想論だ」「無理に決まってる」と感じる人がいます。でも、理想に向かう第一歩は、必ず「小さな行動」です。


「1日30分だけ勉強する」「まず1人に話してみる」「週に1度だけ新しい提案をしてみる」――そんな小さな一歩でも、自分の思考と行動が変わり始めます。


人は、変化の準備が整ったときに変わるのではありません。小さな一歩を踏み出すことで、自分が“変わる人間なんだ”という実感が得られ、その実感が自信に変わっていくのです。

自分は何を望んでいるのか?

「現実的にやっているだけ」と言う人にこそ、静かに問いかけてほしい言葉があります。
「もし、今の状況に“制限がなかった”としたら、何をやってみたいですか?」
「誰にも否定されず、自分のままで生きられるなら、どんな挑戦をしてみたいですか?」


この問いに、胸の奥で少しでも“ワクワク”が芽生えるなら、あなたはもうすでに、次のステージに向かう準備ができています。

まとめ:変わることは、怖い。でも…

変わることは、怖いです。特に、「変わってもし成果が出なかったら?」という不安は、誰の中にもあります。でも、それでも動ける人は、「変わらなかったら、もっと後悔する」と気づいた人です。


大きな一歩でなくても構いません。今日、この文章を読んだあとに、何かをひとつだけ変えてみる。その積み重ねが、未来のあなたの可能性を拓きます。


「本当は変わりたい」と思っている自分を、どうか置き去りにしないでください。未来のあなたが、きっと今日のあなたに感謝する日が来ます。

あなたの目的や目標は、本当に「自分のもの」ですか?

目的や目標を設定している人の、多くは、自分自身がつくった、目的や目標を持っていると思っています。

しかし、その目標が本当に「自分自身のもの」なのかを考えたことはあるでしょうか?実は、その目標の多くが、無意識のうちに他者の影響を受けたものであり、自分の意志から湧き出たものではないことがしばしばです。

この記事では、自分自身の目的や目標を見つけることの重要性について考えてみたいと思います。

他人に影響された目標の問題点

まず、人は多かれ少なかれ、他人の意見や評価に影響される生き物です。社会の中で生きる以上、他者との関係性や評価を無視することはできません。

例えば、子供の頃に親から「医者になりなさい」「一流大学に行きなさい」と言われ、その言葉を目標にして努力した人も多いでしょう。しかし、実際に医者や一流大学を目指すことが本当に自分の望みだったのでしょうか?

「7つの習慣」でスティーブン・R・コヴィー氏は、「主体性を発揮すること」が人生の成功の第一歩であると説いています​。主体性を発揮するとは、自分自身の人生に対して責任を持ち、自分の意志で目標を設定し行動することです。

しかし、多くの人は、自分が「主体的」であると思い込んでいても、実際には周囲の期待や社会的な価値観に縛られた目標を持っていることが少なくありません。

このように、自分自身の意志ではなく、他者の影響を受けて作られた目標にはいくつかの問題点があります。まず、目標を忘れやすくなったり、行動に移すことができなくなったりすることです。

これは、自分の内面から湧き出たものではないため、モチベーションが長続きしないからです。また、目標が達成されたとしても、その達成感が乏しく、さらなる成長意欲を持てなくなることもあります。

なぜ他人の影響を受けてしまうのか?

それでは、なぜ多くの人が他者の影響を受けて目標を設定してしまうのでしょうか?その理由は、人間が社会的な生き物であり、本能的に、他者からの承認欲求や評価を求める傾向が強いことにあります。

人は、1人では生きていけない生き物です。それ故に、個人が持つ価値観や信念、行動が他者の影響を受けやすいのは当然だと言えます。

自分の価値観を形成する上で、周囲の人々や環境が大きな役割を果たすため、完全に他者からの影響を排除することは不可能です。

また、親や教師、友人、同僚など、身近な人々の意見を尊重しすぎることで、自分の価値観と他者の価値観が混同され、結果的に自分の本来の目標を見失ってしまうこともあるのです。

さらに、家族を導く、親であったり、組織を率いる経営者であったり、規模の大小を問わず、リーダーの方々は、様々な困難に直面し、それを乗り越えていかなければなりません。

その中で他者の期待やプレッシャーがどれほど人の行動を制限し、間違った判断をさせるかということも、目的や目標に影響を与える要素として大事なポイントです。

このように、他者からの影響は個人の行動や意思決定に大きく関わり、目標設定の段階でも大きな影響を及ぼしていることがわかります。

自分の目標を見つけるために

他人の影響を受けやすいことを理解した上で、どうすれば自分自身の目標を見つけられるのでしょうか?ここで重要になるのが、自分の内面と向き合い、自分が本当に何を望んでいるのかを深く考えることです。

自分の内面と向き合うのは、決して簡単な事では無いことは承知しています。ただ、人生の目的を持つということは、自分の人生の軸を持ち、その軸に従って行動することです。

この軸を見つけるためには、自分自身に問いかけることが必要です。「自分は何のために生きているのか?」「どのような人生を歩みたいのか?」といった問いを繰り返し、自分の内面を掘り下げていくことで、自分の本当の目標が見えてくるはずです​。

昔から「急がば回れ」と言います。当初はやる気に満ちて始めたプロジェクトや目標が失敗する要因の一つとして、目的が不明確であり、「行動が目的化」されてしまうことが挙げられています​。

自分の目標を見つけるためには、その目的を明確にし、行動が目的を達成するための手段であることを常に意識することが大切です。

目的と手段を混同しないようにすることで、目標設定の段階からぶれずに、自分自身の本当の望みを見つけられるでしょう。

自分の心から湧き出る目標の力

自分の心の底から湧き出てくる目標は、他者の期待や社会的な価値観とは異なり、自分の感情や思考、行動すべてに深く根付いています。

これらの目標は、自分の本質と強く結びついているため、たとえ達成が困難なものであっても、強いモチベーションを持って取り組むことができます。

理性的な人は、感情的であることを好まないかもしれません。しかし、感情は行動の選択や質に大きな影響を与えます​。

自分の心から湧き出る目標は、その目標に向かって行動する際にポジティブな感情を引き出し、行動の質を向上させる効果があります。

また、自分の内なる目標を追求することで、たとえ困難な状況に直面しても、その目的を達成するために行動を続ける力が湧いてくるのです。

まとめ

多くの人が自分自身の目標を持っていると思い込んでいますが、その多くは実は他者の影響を受けたものであり、本当に自分の望みから生まれた目標ではないことがしばしばです。

他者の影響を受けやすいことを理解し、自分の内面と向き合い、自分自身の本当の望みを見つけることがこれからの時代に求められるスキルです。

自分の心の底から湧き出てくる目標を見つけることができれば、その目標は強力な原動力となり、行動の質を高め、結果を出すための力となるでしょう。

自分自身の目標を見つけ、その目標を達成するために行動を続けることで、真の意味で「自分の人生」を歩むことができるのです。

君は何のために今を生きているのか?

子供の頃、誰もが純粋で無邪気な夢を持っていたはずです。「サッカー選手になりたい」「宇宙飛行士になりたい」「世界一周したい」──そんな夢や目標を思い描きながら、日々を過ごしていたのではないでしょうか。

しかし、成長する過程で、周りの大人たちや、ちょっと年上の先輩たちが「現実を見ろ」と言い、夢を諦めるように仕向けてきたことはありませんか?

大人たちは決して悪気があってそう言うのではなく、自分たちが経験した失敗や挫折を繰り返してほしくないという思いから、忠告してくれているのかもしれません。

そういった善意の反対者がいなくとも、年を重ね、様々な経験をすることによって、当初描いていた夢が非現実的に思えて諦めるというよりも、自然と消えていくことも多いのかもしれません。

そうして、消えていってしまうのは、当初描いていた夢だけでなく、夢を描く行為そのものが、生きていくうえで邪魔者かのように扱われるかもしれません。

幸せとは何か

それでも、人は「幸せになりたくない」と思うことはありません。どんな境遇や状況にあっても、私たちは少なからず「幸せ」を求めて生きているはずです。では、その幸せとは何でしょうか?人によってその定義は様々です。

ある人にとっては家族との平穏な時間かもしれませんし、ある人にとっては仕事での成功、または経済的な安定かもしれません。

ここで重要なのは、どんな「幸せ」を掴みたいのかをはっきりさせることです。具体的な「幸せの形」を持つことによって、人生の方向性が定まり、日々の行動が明確になります。もし自分の目指す幸せが漠然としていると、日々の行動もまた迷いやすくなります。

例えば、ごくごく日常的な望みかもしれない、「家族との平穏な時間を持つ」というように思っても、具体的に、どんな時間の過ごし方をすれば「幸せ」と感じるのかを設定しないと、漠然として、何をすれば良いかが分からず、望む平穏な時間とは、違った方向に進むかもしれません。

平穏な時間を過ごすはずが、家族の為と思い、仕事に1日のほとんどの時間を取られ、たまの休みは疲れて何もする気にならなくなったり。

「幸せ」を感じるどころか、家庭内での会話が無くなり、子供たちの成長に合わせて、各々がバラバラに離れていくということになっては、「家族との平穏な時間を過ごす」ということから遠く離れてしまう事にもなりかねません。

幸せを具体化することの重要性

幸福感というのは、人生において目指すべき北極星のようなものです。その北極星がどこにあるのか分からないと、人生の航路も定まりません。

北極星が明確であればあるほど、私たちはその光を頼りに自分の進むべき道を見つけられるのです。これが、目的や目標を具体化することの重要性です。

先人たちの教えに、、「主体性を発揮する」ことの大切さがあります。これは、まさに自分自身の人生の舵を自分で取ることを意味しています。

他人に流されるのではなく、自分が望む方向に進む。つまり、自分の「幸せ」が何であるかを知り、それを追求するために行動を選択し続けることです。

今を生きるとは

では、私たちは何のために「今」を生きているのでしょうか?それは、まさに「自分の幸せ」を掴むために今を生きるのです。

人生は「過去」「現在」「未来」という3つの時間軸で成り立っていますが、唯一コントロールできるのは「現在」だけです。「今」をどう生きるかで、未来は大きく変わります。逆に言えば、「今」を無駄にすれば、未来もまた無駄になりかねません。

しかし、注意して欲しいのは、「今が楽しければ良い」ということでは無いということです。生きていれば必ず、困難な局面に立たされることもあります。そんな時も、未来を見据えながらも「今、何をすべきか」を常に考え抜いて行動し続けることが、最終的な成功につながります。

逆境や困難に直面しても、未来に向かって「今」をどう過ごすかが、自分の求める結果や幸せに近づく唯一の道であるということを知って欲しいです。

では、どうすれば自分らしい生き方を見つけることができるのでしょうか?それは、まず「自分が何を望んでいるのか」を見つめ直すことです。

他人の価値観や社会の常識に囚われず、自分自身の心の声を聞くことが大切です。たとえ世間の評価が低くても、自分にとって価値があり、幸せを感じるのであれば、それを大切にするべきです。

自分の人生を生きることの大切さ

人生を通じて「自分の人生を生きる」ことができる人は幸せです。いくら経済的に豊かであっても、自分の望む生き方をしていなければ、心のどこかで不満が残るでしょう。

ビジネス書『ビジョナリーカンパニー』では、企業が成功を続けるためには、自分たちが本来持っている価値や目的を見失わないことが重要だと述べられています​。

これは個人にも言えることです。自分が大切にしている価値や生き方を守り続け、それに向かって今を生きることが、真の意味での成功であり、幸せだと言えるでしょう。

まとめ

「君は何のために今を生きているのか」。それは、自分の求める「幸せ」を掴むためです。そのためには、具体的な目標を設定し、日々の行動を積み重ねることが大切です。

他人の価値観や社会の常識に流されることなく、自分の人生を自分の力で切り開いていくことが、真の幸福を手にする唯一の方法ではないでしょうか。今この瞬間の積み重ねが、未来の自分を創り出すのです。